入門編 トップページ チャートページ 銘柄セレクション マーケット情報 アナリストの視点 業績・データ GC OPTICAST NEWS(メール)
2013年9月25日 リリース 対数目盛自動 を追記いたしました。
対数目盛チャートの活用方法
■対数目盛チャートとは

一般的なチャートと対数目盛チャートでは、縦軸の幅が異なります。一般的なチャートでは、1000円〜2000円の価格と、2000円〜3000円の間隔は同じです。しかし、対数目盛チャートでは、上昇(下落)率が同一の場合に、間隔が同じとなります。例えば、500円〜1000円の間は2倍で、1000円〜2000円の間も2倍となります。つまり、この2つはどちらも「2倍」ですので、同一の間隔となるわけです。

対数目盛りチャートとは

■対数目盛チャートの使い方

対数目盛は、株価が大きく動いた銘柄を分析する際に適しています。

例えば、右の9984 ソフトバンクの月足チャートをご覧ください。一般的なチャートの場合、ITバブルの高値を基準にチャートの目盛が描かれています。ですから、一見2000年以降はあまり株価が動いていないように見えます。しかし、実際には、株価は上下しています。株価の起伏を捉えるのに最適なのが、対数目盛チャートです。

下のチャートをご覧ください。これは「対数目盛3」の設定で表示させた9984 ソフトバンクの月足チャートです。対数目盛設定をするだけで、株価の上昇・下降がよくわかります。


このように、チャートの起伏を的確に示すもの、それが対数目盛チャートなのです。株価の起伏が明確になれば、売買タイミングが捉えやすくなります。


対数目盛チャートは、短期分析にも中長期分析にも適しています。投資スタンスに応じて使い分けてください。

対数目盛りチャートの使用例

■対数目盛の設定方法

GC OPTICASTでは、あらかじめ対数目盛の倍率を定めています。日足、週足、月足それぞれ倍率が異なります。詳しくは、右表をご覧ください。

チャート上のプルダウン・メニューより「対数目盛1」〜「対数目盛4」の中から 設定を選択していただくことができます。お好みの項目をお選びください。そうするとお選びいただいた設定に基づき、対数目盛チャートが表示されます。

各足の対数目盛りの倍率

■設定のポイント

GC OPTICASTでは、設定が4つあります。基本的には、この中の設定から、一番フィットする項目を1つお選びいただくのが良いでしょう。下記のポイントに注意して設定を選んでみましょう。



起伏の激しい銘柄の場合、対数目盛の倍率が小さいチャート(左)ではローソク足がチャートの外にはみ出してしまいます。そのため、倍率の大きい設定を選択し、チャートが入るように調整します。

今回は、「対数目盛2」の設定で入りましたが、もしこれでもチャートが切れるようであれば「対数目盛3」を選択します。



株価の動きが小さい銘柄の場合、対数目盛の倍率を大きくしてしまうと、横一直線のようなチャートになります。これでは分析ができません。そのため左のようなチャートが表示された場合には、対数目盛の倍率の小さい設定をお選びください。そうすると、起伏がはっきりとわかるようになります。

 


 
■「対数目盛自動」設定を搭載 (2013/9/25)

対数目盛1〜4の固定倍率の設定に加えて、チャートの起伏に合わせて自動的に倍率を調整する「対数目盛自動」設定を新たに搭載いたしました。これにより、それぞれの銘柄に合った対数目盛の倍率でチャートを表示することができます。また、表示期間を変えると倍率も最適化されます。1〜2倍までは0.1で刻まれ、それ以上は1刻みとなります。 これにより株価の起伏の小さな動きの銘柄も大きな動きの銘柄も、 より動きを捉えやすくなると言えるでしょう。

右のサンプルは9984ソフトバンクの月足表示において、対数目盛80倍が自動的に選択・表示されています。

各足の対数目盛りの倍率
 

Copyright © 2010-2024 Golden Chart Co., Ltd. All Right Reserved.
当ホームページの情報はお客様自身のご利用のみとし、複製・転用・加工・再配信・販売・ダウンロード等をすることは出来ません。情報の内容には万全を機しておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。また、投資の参考となる情報提供を目的としておりますが、投資の最終決定はご自身の判断でなさるようにお願いします。 尚、当サイトは予告なしに内容が変更される場合がありますので予めご了承ください。