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ボルテックスの見方
 ボルテックス株価水準&タイミングは、個別銘柄の動きや市場全体におけるポジションを認識できる一枚の表です。「株価が上がったなぁ」「下がったなぁ」ということを、客観的に認識・判断するための表です。
■2つの時間軸で短期・中期での位置を知る
 2つの異なる時間軸を利用してモメンタム分析をすれば、株価の現在位置をかなり客観的に捉えることができる。具体的には「中期トレンドは上向きだが、目先は警戒(あや押し待ち)」「中期では下り坂だが、目先には先高感あり(戻り売りの準備)」等々といったイメージである。 ボルテックスの表は、縦軸(32週=約7.5ヵ月)と横軸(50日=約10週=2ヵ月強)の2つの期間で作成し、以下で説明する原データ数値をもとに各軸で1〜8の評価を下している。 


■2つの時間軸で短期・中期での位置を知る
縦軸と横軸の原データは、それぞれ図のように1〜8の評価に振り分けられる。



各ブロック内の銘柄群・業績群は、弾性値上位順に並んでいます。
原データが5日前と比べて±5%以上変化すると、その方向に矢印が表示されます
各矢印の詳細は

縦軸も横軸も前週比で+5%以上、上昇した好調銘柄
縦軸も横軸も前週比で−5%以上、下落した軟調銘柄
縦軸のみが前週比で+5%以上、上昇した銘柄
縦軸のみが前週比で−5%以上、下落した銘柄
横軸のみが前週比で+5%以上、上昇した銘柄
横軸のみが前週比で−5%以上、下落した銘柄
縦軸が前週比で−5%以上、下落したが、横軸は+5%以上、上昇した銘柄
縦軸が前週比で+5%以上、上昇したが、横軸は−5%以上、下落した銘柄
縦軸も横軸も前週比で±5%以内の変化にとどまった銘柄

ボルテックス上で各銘柄が「どこから来て、どこへ向かおうとしているのか」という方向感をつかんでください。


■ボルテックス早見表を利用する際のポイント
 売買の際の注目ポイントとして、いくつか挙げてみたい。
@弾性値(縦軸)が1まで低下し、2〜3に上昇するようなポイントは押し目買いポイント。
A反対に弾性値(縦軸)が8まで上昇し、7〜6に低下するようなポイントは利食いポイント。
B弾性値(縦軸)が1.00を越えてくれば(4→5)、強気転換であや押し狙い。循環行程係数(横軸)が下げた後に(早見表では左側)再上昇するようなポイントが拾い場になることが多い。
C弾性値(縦軸)が1.00を割ってくれば(5→4)、弱気転換で戻り売りスタンス。循環行程係数(横軸)が上げ止まるような(早見表では右側)ポイントで手仕舞う。


■縦軸(対500種弾性値)
 500種平均株価の上昇率と個別銘柄の上昇率(下落率)を7.5ヵ月(32週)で比較。市場全体に対するパフォーマンスの優劣をグラフ化したもの。以下の公式から計算される。

対500種弾性値=   (個別銘柄)直近株価÷32週前の株価

(500種平均)直近株価÷32週前の株価

 弾性値の上昇、下落のトレンドで個別銘柄の勢いを確認できるが、その他にもポイントとして、

@天井圏(利食い局面・上値余地少ない)
A大底圏(押し目買い・自律反発狙い)
B1.00突破(強気局面到来)
C1.00割れ(弱気局面到来) などが注目されます。


 8604野村証のチャート例(別表)をご参照下さい。また、対500種弾性値が具体的な株価の動きによってどのような値となるか、6通りの局面を表示します。

個別銘柄
32週間の上昇率
500種平均
32週間の上昇率
対500種弾性値 状況分析
10% 10% 1.00(1.10÷1.10) 全体に連動
10% 5% 1.048(1.10÷1.05) 全体を凌駕
5% 10% 0.955(1.05÷1.10) 全体より鈍い動き
5% -10% 1.167(1.05÷0.90) 全体軟調な中、独歩高
-5% 10% 0.864(0.95÷1.10) 全体好調な中、独歩安
-5% -10% 1.056(0.95÷0.90) 全体軟調な中、下渋る


■横軸(50日間での循環行程係数)
 株価順位と日付順位をもとに計算している。仮に50日間株価の上昇が続けば100に、下落が続けば0になる。よって、株価の上昇(下落)率は加味していない。一般的には80以上(表では7〜8)が過熱圏、20以下(同1〜2)が底値圏といえるが、株価が大きく位置を変動させる時は、過熱圏及び底値圏に張り付いたまま動かないことが多い。GCVと同じく、水準に加えて方向性もしっかり認識していただきたい。


■タイミングインデックスとは
 タイミングインデックス(週足)
 市場全体の強気銘柄数と弱気銘柄数の推移を表すグラフがタイミングインデックスです。上段の強気銘柄数が1000を越えると全面高状態、下段の弱気銘柄数が1000を越えると底値圏。このグラフが底値圏を示唆しているのに、日経平均株価が上昇する時がありますが、それは限られた銘柄だけで平均株価を押し上げていることを意味します。ごくわずかな上昇銘柄を保有している投資家以外は、しっかりと損を積み上げたことになりますが、そんな相場もタイミングインデックスが底入れを示唆すると終焉に向かいます。


●タイミングインデックス(東証1部)
●タイミングインデックス(東証2部)

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