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【第6回】最適化売買サインに合う銘柄を探す

「最適化売買サインってどれくらいすごい成績を出すの？」と思ったことありませんか。私たちだってそうです。「そういえば、あの銘柄、どんな成績なのだろう？」とふっと気になるものです。その時にチェックすると良いもの、それこそが「シグナルチャート」なのです。このシグナルチャートリリース前にも「最適化売買サインで投資したら、いったいどれくらい儲かるの？」という問合せをいただいていました。その問いにズバリお答えしたのが、まさにシグナルチャートなのです。

「最適化した」というと「ほう、すべての銘柄に良く合うサインなのだ。つまり全銘柄儲かっているだろう」と、都合よく考えがちです。しかし株価の成り立ちを考えると、そんなに都合良く全銘柄のパフォーマンスを向上させることができないことに気づくのです。例えば、株価そのものが動かなければいくら安値で買って高値でピンポイントに売ったとしても利益を出すことは難しいものです。値幅が１円２円でしか推移しない銘柄に対して「最低単位で５０円の値幅を取るぞ！」というのは無謀ですね。積み重ねればいいという考え方もありますが、売買すればするほど手数料もかかります。その点についても考慮せねばなりません。他にも、あるニュースなどをきっかけに大きく株価が動く銘柄もあります。このようなものも最適化売買サインで投資するには向かない銘柄です。株価の動きが急激に大幅に変わるものについては、やはりテクニカル指標では分析が難しいですからね。

理想としては、全ての銘柄で、サインのとおりに売買したら大儲けできたと言いたいところです。もちろんゴールデン・チャート社でも、より高パフォーマンスな成績を得られるように日々工夫をしています。しかし、株価の特性上、先に述べたような結果が得られるとはかぎりませんでした。あらためて、個々の銘柄の個性のばらつきを思い知ったともいえます。しかし、だからこそ、考え方を変えてみると、個人投資家は非常にラッキーだとも思えます。なぜなら、個人投資家の資金ではバスケット運用などは、とうてい不可能です。しかも、今の相場では、資金が大きくなればなるほど運用が難しくなります。私たちは、つまり、全銘柄を対象に投資することはないのですから、効率的な銘柄をピックアップし、それだけに投資することができるのです。わずかな資金でいいのです。無理せずにパフォーマンスが出せる銘柄を選んで、静かに、サインに従って売買します。銘柄選びは、最適化売買サインが引き受けます。ゆっくりと、しかし、安定した波の繰り返しは、想像を超えるリターンにつながっていきます。慌てずにいきましょう。

最適化売買サインの周期がチャートに良く合っているかどうかを知るためには「最適化売買サイン」のチャートを表示した上でご確認ください。

(2012/11/2更新)

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