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GC OPTICAST最適化シグナルチャートで投資 >[第14回] 対数目盛チャートがつぶれてしまう!
2010/8/13更新
[第14回] 対数目盛チャートがつぶれてしまう!
 
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前回は、対数目盛チャートにするとチャートが切れてしまうという問題について解説しました。今回は、対数目盛チャートで分析する際のもう1つの悩み、「チャートがつぶれてしまう場合についてご説明しましょう。

  対数目盛にすると、これまで起伏があったチャートがつぶれてしまうことがあります。倍率を高くすれば高くするほどどんどんチャートがつぶれてしまい、まるで「横一直線のよう」と思えてしまうこともあります。どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。



チャートが切れてしまう場合というのは、「株価が大きく動いた時」でした。チャートがつぶれてしまうというのは、この逆なのです。つまり、株価があまり動かないという時なのです。普通目盛のチャートは、全銘柄同じ幅ではありません。例えば1株10万円の銘柄の幅と、1株100円台の銘柄では、目盛幅が異なります。10万円の銘柄の目盛は100円刻みではありませんし、また100円台の銘柄の目盛が1万円刻みということはありません。それぞれの株価の動きにあった目盛となるのです。




普通目盛で一見、チャートが大きく動いているように見えても、その目盛の幅が小さいと、対数目盛にした時に、チャートがつぶれてしまいます。




  この時、私たち投資家はどう判断すれば良いのでしょうか。対数目盛チャートにしてつぶれてしまう場合は、株価の起伏がないチャートと判断することができます。普通目盛チャートで一見株価の起伏があるチャートのように見えても、本当はあまり動いてない銘柄だといえます。なお、つぶれたチャートでも対数目盛設定の数字の小さいもの、すなわち「対数目盛1」を使うと、分析しやすくなる場合があるので、まずは試してみてください。



対数目盛チャートは、本当の株価の姿を知るという意味で非常に重要な分析ツールです。株価が動いている銘柄も、動いていない銘柄も、「倍率」という手法を活用し、一律に比較することができるのです。例えば、あなたのお気に入り銘柄を同じ設定を使って比較してみてください。そうすると、あなたのお気に入り銘柄における株価の本当の姿を知ることができるでしょう。


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